サードクォーター・ラウンド27
今節は優勝経験者が揃いに揃い、かなりの激戦が予想される。
目玉は2度の完全Vを決めており、ナショナルでの実績もある中川誠一郎。少し期間が空いて久々の実戦になり、タイムトライアルは過去ワーストタイムの10.443ではあるが一角上の存在だ。
待ったを掛けるのは中川の同県の後輩でもある東矢圭吾。5回目の出場で3度の完全Vと実績十分。予選から準決勝は負けなしで、先輩に食らい付く勢い。
他にも前回、完全優勝で初優勝を決めた山根将太はヤンググランプリを控えている実力者。更にPIST6といえば徳田匠! というくらい、イメージを残している京都の若手。ラーメンマンとしてファンからの人気も高い三浦翔大とかなり濃いメンバーが揃った。
今開催は若手の機動型が多数参加でハイペースが予想されそうだが、若手の好きにはさせないと若手に負けない走りで魅せる中堅・ベテラン選手も多く集まった。
激戦メンバーの中で優勝を掴み取るのは誰か。今節も一走目から目が離せない。
スタート枠順による並び ←②・①・⑤・⑥・③・④
◎ 1番・田口勇介 「予選からメンバーはキツそうだけど、ここで勝てたら自身になる」
○ 2番・三浦翔大 「まとまった練習は出来ていないが、成績はいい。うまく走りたい」
× 5番・河上陽一 「コースが重要。良いときはしっかり活かしたい」
△ 3番・藤岡隆治
スタート枠順による並び ←②・①・④・③・⑤・⑥
◎ 1番・市本隆司 「一番車で走れるなんてデキ過ぎ。悪くはないと思う」
○ 4番・中村浩士 「競争が詰まっていて疲れが多少…。鍼をやってケアをしてきた」
× 2番・内山雅貴 「タイムは一時期から尻上がり。少しずつ良くなっている」
△ 3番・小玉拓真
スタート枠順による並び ←①・⑤・⑥・②・④・③
◎ 1番・中川誠一郎 「練習はそれなりに出来たけど、ハロンは車が全然進まなかった…(苦笑)」
○ 3番・稲垣裕之 「ここ1,2ヶ月は股関節を痛めて良くなかった。今は落ち着いてきてだいぶ良くなっている」
× 2番・徳田匠 「自分はやることが決まっているし、どこがキツい、キツくないとかはない」
△ 5番・渡邉直弥
スタート枠順による並び ←④・⑤・③・⑥・②・①
◎ 1番・藤井侑吾 「自己ベスト。前回は4・50のギヤで走っていたけど今回は4・85にして良くなった」
○ 2番・田川翔琉 「この間の玉野開催では藤井侑吾さんにボコボコにされた(苦笑)。でも、同期対決よりはまだいい」
× 3番・前反祐一郎「年なのかなかなかタイムを更新出来ない。ここ最近決勝に乗れる機会も増えたけど、コースに恵まれている」
△ 4番・末廣快理 「PIST6でも主導権を握りたいけど、流れを見極めたい。がむしゃら先行はしないようにしたいですね」
スタート枠順による並び ←①・②・⑥・④・③・⑤
◎ 1番・山根将太
○ 2番・橋本凌汰 「同県同期だけど先輩の山根さんの強さは知っている。今回は打倒山根さんが目標です(苦笑)」
× 3番・木村直隆 「このいいメンバーで自分の自力がどこまで通用するか楽しみ。準決勝まではいきたいね」
△ 5番・佐藤朋也
スタート枠順による並び ←④・①・⑥・②・⑤・③
◎ 1番・東矢圭吾 「中央大学の先輩の山根さんもいるし、同県の先輩の中川さんもいるので気合が入っている。調子はボチボチだけど、しっかり力を出し切りたい」
○ 4番・上野恭哉 「自分がやりたい戦法と走りが噛み合っていないけど、感じは悪くない。上手く立ち回りたい」
× 2番・渋谷海 「久々のモガきはキツい(苦笑)。ギヤの重さは感じるけど、自分が出来ることを頑張る」
△ 3番・山本健也 「前走の落車で肋骨骨折。案外踏めているし、上手く流れに応じて走りたい」
スタート枠順による並び ←⑤・②・①・④・③・⑥
◎ 1番・中川誠一郎「心と体が噛み合っていない感じ。修正したい」
○ 2番・田口勇介 「1着スタートだけど、本当は先行したかった。状態は問題ない」
× 4番・中村浩士 「新しいサドルはいいけど、微調整は必要かな。疲れはあるけど走分には問題ない」
△ 3番・田川翔琉
スタート枠順による並び ←②・①・⑥・④・③・⑤
◎ 1番・市本隆司 「コースも展開も恵まれた。その位置で出来ることを頑張る」
○ 3番・稲垣裕之 「股関節の痛みもないし、状態も悪くない」
× 4番・末廣快理 「自分の技術不足。脚に余裕はあったんですけどね」
△ 6番・河上陽一
スタート枠順による並び ←④・③・⑥・⑤・①・②
◎ 1番・徳田匠 「一次予選の1着は大きい。キツかったけど、ペースで踏めていたし問題ない」
○ 2番・木村直隆
× 3番・前反祐一郎 「強い選手が前にいたらまずは離れず付いて行く。そうじゃないときは自分で動いて行かないと」
△ 5番・四宮哲郎
スタート枠順による並び ←⑥・③・⑤・②・①・④
◎ 1番・藤井侑吾 「出切ってからはペースで走れた。空気が乾燥しているし、体調面を気を付けたい」
○ 4番・藤岡隆治
× 2番・橋本凌汰 「脚に余裕はあったけど、山根さんが強かった。脚の疲労感はそこまでない」
△ 3番・山本健也 「復帰戦でも思ったより走れた。現場判断にはなるけど、がっついていきたい」
スタート枠順による並び ←①・⑥・④・②・③・⑤
◎ 1番・山根将太 「バンクへの恐怖心がなくなってきた。ギヤの重さもそこまで気にならなくなってきた」
○ 2番・小玉拓真
× 3番・小佐野文秀 「3着に入れたことより、審議でセーフになったことの方が良かった」
△ 6番・時松正
スタート枠順による並び ←③・④・①・⑥・②・⑤
◎ 1番・東矢圭吾 「元々競技が好きだし、ここは走っていて楽しい。勝てるように走りたい」
○ 2番・三浦翔大 「一次予選2着なので東矢君と当たるのは確定…(苦笑)。なんとか食らい付きたい」
× 3番・内山雅貴 「長い距離を踏む形になったけど、残れている。後ろに抜かれたのは仕方がないです」
△ 5番・渡邉直弥 「勝ち上がるには2着までに入らないと…。厳しい戦いですね」